2019年02月03日

イグイグ再始動

前回は2017年9月16日ですか
http://www.l-e-osaki.org/?p=5279

一年以上休んでおりました、イグイグ、復活です。

今回からイベントのタイトル表記が変わりました。

イグノラムス・イグノラビムス ミュージックから、Ig-Ig.Mへ。

読み方は今まで通り、イグイグで。

もちろんイグノラムス・イグノラビムス ミュージックは精神的支柱としてあり続けます。

イグノラムス・イグノラビムス ミュージックは鈴木さんのアイデアなんですが今回の表記変更は私が提案しました。

もちろんその名の通り音楽概念から我々は出発したわけですが、

38回を通してやってきたことを振り返ると、

我々が見据えるところはもはや音楽とはほど遠いよくわかんねー地平に立ってるのではないかと。

それが良いとか悪いとか言ってるのではなくて、

38回やったうえで、「ああ、こんなとこまで来ちゃったか…」みたいな感慨です。

そういうわけで、記号にしたほうが今の気分にフィットするなーと思った次第であります。




イグイグでは毎回お互いがそれぞれ出し物を考え、それを同時にパフォーマンスするわけですが、

いつも鈴木さんのほうが何をやるか決まるのが早いんですよね。私はギリギリまで悩む。

そんで前日くらいに鈴木さんからぼんやりと内容に触れたメールが来るわけです。

それを見て私は焦るっていう(笑)

で、今回も鈴木さんからメールが来ました。

「事前には何も情報交換しないで、時間尺だけ決めてやってみようと思います。」

はい、いつもより余計に焦りました!

全く何もお互い知らないでやるのは過去にあったかな?あったか。




タイトル表記は変わりましたが、中身はいつものイグイグで。

いつもの、、、と言ってはみたものの「あーいつものね」って言える人は二、三人で。。





昨年11月に、関西で江崎將史さんの企画で三日間イベントに参加したんですが、

共演者は美術系出自の方がほとんどで、あ、古池君はトロンボーン吹いてた。かっこよかったっす。

なんだろう…とても居心地がいいというか、しっくりくるというか、とても刺激的で…

美術とか音楽とか関係なく、自分たちが興味のあることをただやってるだけであって。

みんなのパフォーマンスの表現方法の多種多様さに驚いたし、いろんな発見があったなぁ〜

私は初日セグメンツのアーカイブ解説、二日目ワークショップ、三日目催眠術パフォーマンスをやったんですが、とても喜んでもらえて楽しんでもらえて大変光栄でありました。特に、催眠術がうけたのが一番嬉しかった…涙。いやね、催眠術はほんとどこでやっても白い目で見られてたんですよね…涙。

よくよく思い返せば、私のライブにl-eまで来てくれて面白がってくれる人たちって、美術系の人たちが多いんですよね。ありがとうね。





loop-line、l-eでずっと実験をやらせてもらって、背中を押しまくってくれて、そこでいろんなことが生まれてきて、それを形にして外でやって、受け入れてもらえて、これはとても幸せなことだと思った昨年末でありました。l-eが純粋なラボラトリーとして存在することの意義や意味に改めて感謝するとともに、2019年はもっといろいろ試していこうと思った2018年末でありました。






たとえ同じコンセプトだとしても、アーティストの性格や興味、出自によって出てくる形態が異なるなーと。なんだかんだで性格がいろいろ決定してるよなーと。あ、これは最近常々思ってることでした。例えばDIYが好きな人って、自分でいろいろこつこつやるのが好きってのももちろんあるでしょうが、他人と絡みたくない、共同作業が苦手、他人に仕事を振れない、お金がもったいない、、、などの要因があって結果的にDIYにたどり着いたとも言えるのはないかなと。

私が実験的なパフォーマンスにたどり着いたのも、それ自体が好きというのもあるけれど、他の人と同じことをしたくない、王道を自分がやることに興味がない、コンセプトだったりの美学的な問題を考えるのが好き、完成品を事前に作り上げるのが好きじゃないとか、そういう性格が要請したものとも言えるのではないかなーなんて考えてみたり。ラジバンダリ。って言っちゃうよねー。







と、気づいたら片想いいつのまにか好きだったあなたを思うその度なんだか切なくて…じゃなくて、気づいたら寝てしまってまってました。

あ、これを書いてたのは2/2前日の夜でした。

もうあと数時間したら本番です。

直前のブログ更新をやめたい…







イグイグ39ちらし.jpg

2月3日(日曜日)


『Ig-Ig.M』



(chapter 39)
「民間療法の中には治療効果のあるものもある。」


open 19:00 start 19:30
1000円 飲食物持ち込み自由
場所:大崎l-e http://www.l-e-osaki.org


出演:
木下和重 etc.
鈴木學 etc.

2018年11月06日

11/23~25は怒涛の関西3DAYS!!

怒涛の関西3DAYS!!



ひっさびさの関西でイベントがあります。
かえる目以外の個人活動でね。

江崎將史さんの企画に出演いたします!江崎さんありがとう!
ぜひ関西でセグメンツを!という江崎さんからの熱いリクエストで
三日間ともセグメンツやります!

初日はアーカイブと題して、きっかけからその後の展開の記録をお話しします。
二日目はワークショップをします。セグメンツを知るには体験するのが一番!
最終日は、セグメンツの最終形態をお見せします。
コイケデリックキノーシスもあるし、盛りだくさんです。

関西のみんな〜!
久しぶりに会いたいし、来てや〜!




11月23日(金曜日)


「 別冊 00 」



特集其の1

木下和重のセグメンツ 第一回
「セグメンツアーカイブ2007~2018」


特集其の2

"行為 "
おおしまたくろう
京都ナムジュンパイク
船川翔司
Mizutama



連載
遠隔サウンド第1回 :中田粥
江崎將史の誰かの曲をやってよう


@千鳥橋/梅香 FIGYA
15:oo.〜21.oo.. 自由料金制
https://ja-jp.facebook.com/baikaFIGYA/





11月24日(土曜日)


「 別冊 0 」


特集其の1

木下和重のセグメンツ第二回
「セグメンツワークショップ」


特集其の二

ソロパフォーマンスの世界
黒川岳
古池寿浩
船川翔司

連載
遠隔サウンド
江崎將史の誰かの曲をやってみよう

19時頃スタート・name of your price


@淀屋橋 ぺフ
http://vg.pe.hu/jp/

〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4-8-1
4-8-1 Nishitemma, Kita-ku, Osaka
E-mail: we.are.pe.hu [at] gmail.com





11月25日(日曜日)

「 別冊 1 」


特集其の1

Mizutamaアーカイブ2012~2018
   聞き手 ・江崎將史・Takamitsu Ohta



特集其の2 

古池寿浩の世界 part1
1 古池寿浩ソロ
2 コイケデリック・キノーシス・エレクトリック
guest 山本信記/ musika-nt


特集其の3

木下和重のセグメンツ第三回
「セグメンツの現在」


連載
江崎將史の誰かの曲をやってみよう
遠隔サウンド


今号のセッション
木下和重/古池寿浩/Takamitsu Ohta/
Mizutama/ 船川翔司/musika-nt/
山本信記/江崎將史


@神戸元町 space eauuu
http://www.musika-nt.com/spaceeauuu/

start:15:00..~ end:21:30.. 自由料金制

〒650-0022
神戸市中央区元町通2丁目6-10ミナト元町ビル3F
078-381-9767

JR/ 阪神元町駅より徒歩2分!!!
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2018年10月28日

works

【WORKS】



[CD]
『two』「いい言葉ちょうだい」Honzi, HIFUMI RECORDS 2000
『Festival Beyond Innocence: a brief history in 67 Chapters: Disc 2 1997-1998』勝井祐二/木下和重, Innocent records 2002
『Cymbal Violin Lapsteel』一楽儀光/宇波拓/木下和重, hibari music 2002
『EKE』EKE:進揚一郎/木下和重, hibari music 2003
『from:to』「Rumeur(s) Sazameki」Fabrice Eglin/木下和重, A Bruit Secret, Fragment (2), hibari music, Pricilia Records, Vert Pituite 2003
『Improvised Music from Japan EXTRA 2003』「Rudiment」木下和重, Improvised Music from Japan 2003
『Chamber Music』杉本拓, Bottrop-Boy 2003
『Vasistas』Bertrand Denzler/Jean-Luc Guionnet/宇波拓/木下和重, Creative Sources Recordings 2004
『Kenon』大蔵雅彦/江崎將史/木下和重, Creative Sources Recordings 2004
『カルテット』ニコス・ヴェリオティス/杉本拓/宇波拓/木下和重, hibari music 2004
『Kitsune-Hitori』宇波拓, slub music 2005
『Live in Kansai』磯端伸一/鈴木勝/江崎将史/木下和重, Slub Music 2006
『segments』木下和重, slubmusic 2007
『主観』かえる目, compare notes 2007
『Chamber Music Concerts vol.1』「Kinoshita-kun」大蔵雅彦/杉本拓/宇波拓, hibarimusic/slub music/load factor 2008
『ready’n』村山政二郎/江崎將史/木下和重, tenseless music 2009
『惑星』かえる目, compare notes 2009
『sediment』Segments String Quartet, tenseless music 2011
『拝借』かえる目, compare notes 2011
『59:01.68』村山政二郎/木下和重, Ftarri 2012
『HOSE V』「Mud's Tango」HOSE, Headz, Unknownmix 2012
『Quartet / Octet』木下和重, 宇波拓, 石川高, 佳村萠, 大蔵雅彦, Nikos Veliotis, Klaus Filip, Radu Malfatt Slub Music 2014i
『Septet//2013』島田英明, 秋山徹次, 古池寿浩, 高岡大祐, 松本健一, 河野円, 石川高, 広瀬淳二, 木下和重, 鈴木學, 池上秀夫, Maresuke Pico 2014
『切符』かえる目, compare notes 2016


[論文]
『ジョン・ケージの意図性について』関西学院大学 修士論文(1996)
『図形楽譜の目指すものとその限界 : ジョン・ケージによる記譜法の実験』関西学院大学 美学論究14(1999)

[学会発表]
第五十七回美学会全国大会
『音/沈黙の構造化 : ジョン・ケージの後期実践における記譜法を中心に』(2006)
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2018年10月07日

10/7 something & something else 告知

Tonight今夜です。SEGMENTSと題して時間と構造について10年以上取り組んできたわけですが、SEGMENTSは一旦置いといて、運動や変化そのものをパフォーマンスとして表現するにはどうすればいいかというのはずっと問題として持ってて、なかなか実現できずにいました。何が難しいって、運動する物に焦点が当たりがちだということ。音だと、人は何から音が出てるのかを知りたがる。すごい知りたがる。そんで、その音がどうなるのかを知りたいのであって音の動きだけを聴いてるわけではない。そりゃそうだ。音から離れて、ビジュアルだけで何か物を使ってやる場合でも同じことで、その物の形状や意味なんかに引っ張られて見たり聞いたり解釈したりするわけですよ。じゃあ物ではなく、演者の身体だけならどうか。ダンスとかね。でも手とか足とか動かしてると、動いてる部位が気になりますわな。動いてる右手がどうなってるのか、と。右手がどうなるとかじゃなくて、どうにかなってる、なっていく動きだけを抽出してお見せしたいわけですよ。運動する物の情報を頼りに鑑賞するのは当然のことといえば当然なわけです。じゃあ、その物の情報をゼロにするのは無理だとしても、限りなくゼロにすればいいのではないか、と考えてたどり着いたのが黒い布なわけです。黒い布が暗闇でもぞもぞするんです。何が動くか知ろうとしても黒い布がもぞもぞするだけです。坂本君はそのもぞもぞに関係なく光を発します。もぞもぞする黒い布と光。見えたり見えなかったり。楽しいから来てよね!なんてことは口裂け女に脅されても言えませんが、これを見て何かを感じる人はいるはずなのでめげずに告知します。出落ちの向こう側に興味がある方は是非ともお越しください。長失礼しました。




2018/10/07

something & something else



木下和重(something)
坂本拓也(something else)

open/19:00 start/19:30
\1000
@l-e(大崎、戸越銀座) http://www.l-e-osaki.org





サムサムちらし.jpg
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2018年09月09日

今夜はsomething & something else

いろんなことやってます。
音楽と呼ばれるものもあれば、そうでないものも。
このユニット"something & something else"は後者、音楽とは呼ばれないもの。
一応音楽出身者で音楽もやってるので音楽目線になってますが。
でも出自が音楽なので音楽からの発想発送八双飛びにはなってます。
時間にこだわるのもそうです。

something & something elseという文字だけ見て、近所のおじさまがJAZZだと勘違いされて来店、どんなイベントか平明に説明するも終始戸惑い、実演途中でトイレに篭られ、なんてことがありました。かつて。


数回やった木下和重showというイベントがありました。あれは、自分の内にあるまだ名付けられてない表現のマグマみたいなものをなるべくそのまま取り出してみようというコンセプトでした。洗練とは真逆の、あ、そもそも真逆の活動しかしてませんでしたね。何かしら定形なものではない、もやもやしたどろどろしたものを提示するとどうなるかと、そんでもって、おばけとか、ドライブとか、催眠術とか、そんなパフォーマンスをやったわけです。ドライブをやりたかったわけでもないし、催眠術を本格的にやりたいわけでもないんですが、とりあえずの形がないといけないわけで、そのために持ってきたものです。状況というか、舞台設定ですね。何かが行われる”場”です。場を設定してどろっとしたマグマを放出させていただきました。今私は自動筆記のように推敲することなくずばばばと書いております。その後、坂本拓也氏とデュオをやろうということになり、当然ながらコンセプトの共有はせずに時間と場所だけを共有するというライブパフォーマンスなわけですが、ここでは、"道具"について考えてみたわけです。もやもやしたものを出すのにも、何か道具を使うわけですよ。でももやもやしたものをそのまま出せないかな、とか思うわけですよ。道具を使うとそれに注目がいくじゃないですか。もちろんそれを売りにする場合もありますよね。でもやりたいことはそういうんじゃなくて。音の場合だと、音よりもその音は何から発せられるのかってのが注目されがちですよね。で、道具いらないよねー、ってなるとどうなるか。あなたの心に直接訴えかけます…ってのは無理だとして、何かないといけないかなってなるとやはり体を使うしかないかなーとなるわけです。体を動かすことになりますが、動かなくてもいいんですが、そうなると、どのように動いてるのかが興味の対象になりますよね。そこではないんですよ。動くことを例に挙げるなら、動かし方で何かを表すわけではなくて、動くこと自体に焦点を当てたいわけです。いや、違うな。焦点なんかいりません。道具立ては強調したくない。でも結局は何を使ったか、それをどうしたか、ってことなんでしょうけど。人に説明するときって言いがちですよね。はい、といったことを考えた結果の出し物が今夜行われます。坂本君は何やるかどんなコンセプトでやるか私も楽しみです。




9月9日(日曜日)


something & something else


open/ 19:30 start/ 20:00
1000円ぽっきり
ドリンクや食べ物持ち込みOK
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org

something:木下和重
something else:坂本拓也

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2018年08月06日

もっとほっと

それとこれは同じだと思ってみても実際はわからない。このままハンバーガーを食べるとどうなるかぐらいはわかる。生きている実感などというあやふやなものでまとめようとするのはやめてほしい。言葉にならないものを言葉にする努力を怠ると全てが消えてしまう。もっと深く潜るべきだろうか。君のいない部屋で微笑むことの意味を問うべきだろうか。そうこうしてる間にこぼれていく気配を
posted by kinok at 02:06| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月05日

今夜はSEGMENTS GENESis

すっかり、数時間後、午後8時には開演を迎えるという……こっくりさんにもほどがある!

あ、ちがう、うっかりさんでした!いやぁ〜うっかりうっかり


というわけで、今夜はSEGMENTS GENESisの公演があります。

今夜は『宇宙のセグメンツ』と題しまして、

宇宙から発せられたメッセージを受信しまして、皆様にお届けするという趣向、ではありません。

今回は音によるセグメンツがメインで、加えて宇宙のコーラス、宇宙のダンスなどなどをお送りします。

セグメンツは時間に基づく構造認識から各々の解釈へと至る方法が主たる目的でありますので、

そうなってればいいなあとは思うのですが、セグメント自体が強烈な個性を発揮してしまう場合がありますのでいやはやなんとも。。

お待ちしております










【2018年月の予定】




SEGMENTS GENESis 2018春公演


『宇宙のセグメンツ』



開場19:30 開演20:00
\2000(1drink付き)
会場 大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/?p=5715

出演:
木下和重 http://tenselessmusic.com/
古池寿浩 http://www7b.biglobe.ne.jp/~fuigokoike/
坂本拓也 http://d.hatena.ne.jp/loopline/
鈴木學 http://www.geocities.jp/ijnsz/

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2018年04月01日

"something & something else"メモ

セグメンツはザックリーニ言えば、時間というナイフで形を切り出していく作業であり、それを突破口にして広がっていく世界があることを見せてきた。その作業自体に焦点を当てて愛でる場合もあるけど。愛でるってなんだよ(笑)ともかく、形は出発点であった。


作品というのはまたまたザックリーニ言えば、作る側の意図を形にしたもの。どんなジャンルでもそれは大体共通してる。無意図的意図も含め。その過程において素材に凝ってみたり、人と違ったアプローチを模索してみたり、社会的な側面を考慮したり、ある現象を独自の切り口で取り上げるみたいなものも含め、ここで作者の個性とやらを発揮しようとするわけです。セグメンツもそうです。でもセグメンツの場合は作品というよりは方法的側面が強いわけですが。


"something & something else"は形にしない。いや、形にしないことを目指すのではなく、特定の形になる前の段階のモヤモヤしたものを、そのままのモヤモヤとして差し出すこと。無意図的意図というよりは自我そのものの塊を。とはいえ、その自我は表現を、形を志向しない。それは"何か"としかいいようもないもの。あ、特定の形になる前の段階って書いたらモヤモヤは結局特定の形に絶対なるってことじゃないか。まぁ、便宜上そう書いたけど、必ずしもそこに至るわけではないモヤモヤ。


そこでできることはなんだろう。私にできること。やれること。モヤモヤって言葉を用いてますが、モヤモヤは私の中にあって、外に目に見えるようにしなくてはいけません。そりゃそうです。そこをどうするか。実際どうするのかは来てもらえたらわかります。鑑賞のポイントであります。テストに出ます。嘘です。テストには出ません。テストもありません。でもモヤモヤはモヤモヤとして取り出したいわけです。この場合は現象が先にあるわけではありません。もちろんお客さんにはわからないことです。なのでテストには出ません。でも、モヤモヤを外に出してみないことには、私にもモヤモヤがどういうものかわからないわけです。なので、モヤモヤを取り出すための蛇口というか、外に出すための具体的な器具みたいなものは必要なわけです。器具が形に見えるかもなぁ。まあそれは仕方がないですか。でも器具の主張が希薄だと回避できるかもしれないですね。もちろんモヤモヤを具体的なジャンルに落とし込むようなことはしません。そうなると、どうなるか。


場所と日付と時間を指定して入場料もいただいて行うイベントなわけです。もちろんそういう意味では、意図的ではあります。見せたいわけですから。前段落で書いたようなことを見せたいわけです。モヤモヤをみんなと見たいわけですよ。それで、何かを持って帰ってくれたらとてもハッピーなんです。とはいえ、お客さんは何を見せられるかはわからない。全く来なかったこともかつてはあった。約一時間のパフォーマンスです。見に来て欲しいなぁ……


というまとまらない、まとめてない文章。
その内容は木下のパフォーマンスに関してだけであって、坂本氏のそれとは関係ありません。


posted by kinok at 17:06| Comment(0) | something & something else | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月18日

3、4月の出演イベントご紹介をしようと思ったんだけど

暖かく柔らかい春の日差しにそっと目を閉じる
頬を撫でていく優しい風を感じながら僕は
このブログを書いています。


本当は目を開けています。こんにちは


最近は、インコのモノマネをするのがマイブームです


喋る前の唇をむちゅむちゅさせるのが似てるって自画自賛してます


たーまやー!


ブログ書いてる!ハーベイカイテル!



ていうかさぁ、かっさかさぁー


サラダせんべいって中毒性あるよね


この続きはまたこんど!
posted by kinok at 12:55| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月11日

2018年のライブ記録

【2018年月の予定】

ライヴはありません。


【2018年月の予定】


2月2日(金曜日)


something & something else


木下和重(something)
坂本拓也(something else)

開場/19:30 開演/20:00
料金/1,500円(1drink込み)
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org



何かであることを志向するか、何かであることを拒否するか、
何ものでもないものを肯定するのか、何ものかであることを否定するのか、
何かって何だろうなぁ。
何をやるかを決めるのは私たちだけど、
それが何であるのかは我々にもわからず、
何かをやることで確実に何かになるわけだけど、
それを受け止めつつ、
何にでもなれるわけだ。

『私がやってるユニットの中で、最も音楽から離れ、謎めいています。』木下和重




2月4日(日曜日)

『ソロ』

出演:
木下和重 (ヴァイオリン)
浦裕幸 (パーカッション)
村山政二朗 (パーカッション、ヴォイス)

時間:午後7時30分開場、8時開演
料金:2,000円
場所:水道橋 Ftarri

#久しぶりのソロです。村山さんからお声をかけてもらいました。実はなんと、なんと!去年はソロ演奏をしてません。ていうか、即興演奏は九月に一本だけでした。今年はもっとやりたいですね。でもまあレアではありましので、お見逃しなきようお楽しみください。




2月13日(月曜日)

『koychedelic kinosis electric』


古池寿浩 (trombone, ipad, etc..)
木下和重 (electric acoustic violin)

開場 19時30分 開演 20時
料金 1500円(1ドリンク付)
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org




2月17日(土曜日)

『SEGMENTS meeting』
@上池袋 anoxia
(https://anoxia-kamiikebukuro.tumblr.com/)

木下和重さんによる作曲コンセプト/実践である「SEGMENTS」が上池袋で体感できます!
「SEGMENTS」とは時間の中で起こる多様な現象をセグメントとして差異化/構造化することによって、独自の認識世界を構築するコンセプト/方法です。
今回はそんな「SEGMENTS」のワークショップを行い、更に今後上池袋でどのような形で展開していくかについての公開ミーティングも行います。
みなさまのご参加をお待ちしております!

open 13:30/start 14:00
1000円



【2018年月の予定】



3月11日(日曜日)


倶楽部l-e
「もうすぐ春ですね、l-eでわきあいあいしませんか?オススメBGMと舌鼓にて」



START 5:00PM
参加費 \1,000(オードブル&1ドリンク代)持ち込み大歓迎!!




みなさんこんにちは!
木下和重です!
僕のこと知ってますか?
知らない人もこんにちは!!
木下和重です!

去年の春に開催した、わきあいあい企画
う〜ん、わきあいあいってやっぱいいよなぁ〜
心って震えるんですね…
若い女性アーティストの戯言かと思ってた自分を恥じ入るばかりです…涙

なーんてね!うっひょい!
というわけでですね、今年も企画してみました
どーん!どどーん!

「もうすぐ春ですね、l-eでわきあいあいしませんか?オススメBGMと舌鼓にて」

わおわおー!にてー!やいてー!ゆでてー!ぽんぽこぽーん!

内容としましては
BGMが流れる空間で軽食をいただきながらお喋りするだけです
加えて、皆さんの持ち込みでさらにわきあいあい度がヒップアップします!
あ、めんごめんご!ヒートアップでした!ムーンプリズムパワー!
音選者は前回とほぼ同じです
大体なとこを言いますと、平野くんは超かっけーハウスで、坂本くんはアッフリカ〜、小林さんはおそらくご機嫌なポップスを、山形くんはトリッキーだから何がくるやら、私は軽快なダンスポップチューンで皆さんの腰をちょっとだけ浮かせます。私もちょっとだけ浮いております。
過度な期待は禁物だけど、内容が違ってたらごめんなっしー!
そこは愛嬌ってことで、しくよろ!

どーだい?楽しみになってキダタロー?
みんなのこと、待ってるよーだ!!

企画者:木下和重

音選者「テーマ(決まり次第追加します)」
木下和重「春にして想ふ…やることやってないのにモヤモヤしてんじゃねえよ!MIX」
小林寿代「軽〜い感じでやります」
坂本拓也「アフリカ」
平野敏久「バンクーバー熱再燃!Mood Hutや1080pを中心に持っていきます」
山形育弘「イクヒロのおたけびてんこもり シーズン2」





3月27日(火曜日)

koychedelic kinosis electric


古池寿浩 (trombone, ipad, etc..)
木下和重 (electric acoustic violin)


open 7:30PM / start 8:00PM
1500yen(1drink incl.)
@大崎l-e http://www.l-e-osaki.org




【2018年月の予定】


4月1日(日曜日)

something & something else


木下和重(something)
坂本拓也(something else)


open 7:30PM / start 8:00PM
1500yen(1drink incl.)
@大崎l-e http://www.l-e-osaki.org







4月15日(日曜日)

『SEGMENTS meeting』

@上池袋 anoxia
https://anoxia2018.hatenablog.com

open 14:00/start 14:30PM
予約 1000円 / 当日 1500円
(準備の為、できる限りご予約をお願い致します)

出演
木下和重

「SEGMENTS」とは時間の中で起こる多様な現象をセグメントとして差異化/構造化することによって、独自の認識世界を構築するコンセプト/方法です。
http://www.cometopark.net/segments/


好評を博した『SEGMENTS meeting』の第2回目です!
14:30〜15:30まで初心者の方に向けたイントロダクション、
15:40〜17:00は実際にセグメンツを体験したりセグメンツによる曲をみんなで作ります。
セグメンツを全く知らない方は、14:30からのイントロダクションから参加してください。
もう参加したよ〜って方は15:40からで大丈夫です。
ご来場お待ちしております!


※予約・お問い合わせ
hrsh.kato@gmail.com

豊島区上池袋4-20-1
東武東上線「北池袋駅」より 徒歩5分
JR埼京線「板橋駅」より 徒歩10分
https://www.google.com/maps/search/35.7404499,139.7205541/data=!4m2!2m1!4b1





【2018年月の予定】




SEGMENTS GENESis 2018春公演


『宇宙のセグメンツ』



開場19:30 開演20:00
\2000(1drink付き)
会場 大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/?p=5715

出演:
木下和重 http://tenselessmusic.com/
古池寿浩 http://www7b.biglobe.ne.jp/~fuigokoike/
坂本拓也 http://d.hatena.ne.jp/loopline/
鈴木學 http://www.geocities.jp/ijnsz/





【2018年 9月の予定】



9月9日(日曜日)


something & something else


open/ 19:30 start/ 20:00
\1000ぽっきり
ドリンクや食べ物持ち込みOK
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org

something:木下和重
something else:坂本拓也









9月25日(火曜日)


木下和重 violin solo


open/ 19:30 start/ 20:00
\1000ぽっきり
ドリンクや食べ物持ち込みOK

会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org



【2018年 10月の予定】



10月7日(日曜日)


something & something else


open/ 19:00 start/ 19:30
\1000ぽっきり
ドリンクや食べ物持ち込みOK
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org

something:木下和重
something else:坂本拓也








【2018年 11月の予定】



11月17日(土曜日)


SEGMENTS GENESis 2018冬公演


open/ 19:30 start/ 20:00
\1500
ドリンクや食べ物持ち込みOK
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org


出演:
木下和重 http://tenselessmusic.com/
古池寿浩 http://www7b.biglobe.ne.jp/~fuigokoike/
坂本拓也 http://d.hatena.ne.jp/loopline/
鈴木學 http://www.geocities.jp/ijnsz/







怒涛の関西3DAYS!!

ひっさびさの関西でイベントがあります!
江崎將史さんの企画に出演いたします!
しかも、セグメンツ祭りです!三日間とも!
初日はアーカイブと題して、きっかけからその後の展開の記録をお話しします。
二日目はワークショップをします。セグメンツを知るには体験するのが一番!
最終日は、セグメンツの最終形態をお見せします。
コイケデリックキノーシスもあるし、盛りだくさんです。



11月23日(金曜日)


「 別冊 00 」



特集其の1

木下和重のセグメンツ 第一回
「セグメンツアーカイブ2007~2018」


特集其の2

"行為 "
おおしまたくろう
京都ナムジュンパイク
船川翔司
Mizutama



連載
遠隔サウンド第1回 :中田粥
江崎將史の誰かの曲をやってよう


@千鳥橋/梅香 FIGYA
15:oo.〜21.oo.. 自由料金制
https://ja-jp.facebook.com/baikaFIGYA/





11月24日(土曜日)


「 別冊 0 」


特集其の1

木下和重のセグメンツ第二回
「セグメンツワークショップ」


特集其の二

ソロパフォーマンスの世界
黒川岳
古池寿浩
船川翔司

連載
遠隔サウンド
江崎將史の誰かの曲をやってみよう

19時頃スタート・name of your price


@淀屋橋 ぺフ
http://vg.pe.hu/jp/

〒530-0047
大阪府大阪市北区西天満4-8-1
4-8-1 Nishitemma, Kita-ku, Osaka
E-mail: we.are.pe.hu [at] gmail.com





11月25日(日曜日)

「 別冊 1 」


特集其の1

Mizutamaアーカイブ2012~2018
   聞き手 ・江崎將史・Takamitsu Ohta



特集其の2 

古池寿浩の世界 part1
1 古池寿浩ソロ
2 コイケデリック・キノーシス・エレクトリック
guest 山本信記/ musika-nt


特集其の3

木下和重のセグメンツ第三回
「セグメンツの現在」


連載
江崎將史の誰かの曲をやってみよう
遠隔サウンド


今号のセッション
木下和重/古池寿浩/Takamitsu Ohta/
Mizutama/ 船川翔司/musika-nt/
山本信記/江崎將史


@神戸元町 space eauuu
http://www.musika-nt.com/spaceeauuu/

start:15:00..~ end:21:30.. 自由料金制

〒650-0022
神戸市中央区元町通2丁目6-10ミナト元町ビル3F
078-381-9767

JR/ 阪神元町駅より徒歩2分!!!






【2018年 12月の予定】


12月2日(日曜日)

something & something else & remaining

open 19:30 start 20:00
\1000
l-e

木下和重(something)
坂本拓也(something else)
宇波拓(remaining)





12月16日(日曜日)


平野敏久(DJ)+木下和重(electric acoustic violin)、坂本拓也(CDJ,keyboard)+小林寿代(bass, effect)


open/17:00~
\1000 (ドリンク持ち込み可)
l-e
posted by kinok at 11:14| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする