2018年10月28日

works

【WORKS】



[CD]
『two』「いい言葉ちょうだい」Honzi, HIFUMI RECORDS 2000
『Festival Beyond Innocence: a brief history in 67 Chapters: Disc 2 1997-1998』勝井祐二/木下和重, Innocent records 2002
『Cymbal Violin Lapsteel』一楽儀光/宇波拓/木下和重, hibari music 2002
『EKE』EKE:進揚一郎/木下和重, hibari music 2003
『from:to』「Rumeur(s) Sazameki」Fabrice Eglin/木下和重, A Bruit Secret, Fragment (2), hibari music, Pricilia Records, Vert Pituite 2003
『Improvised Music from Japan EXTRA 2003』「Rudiment」木下和重, Improvised Music from Japan 2003
『Chamber Music』杉本拓, Bottrop-Boy 2003
『Vasistas』Bertrand Denzler/Jean-Luc Guionnet/宇波拓/木下和重, Creative Sources Recordings 2004
『Kenon』大蔵雅彦/江崎將史/木下和重, Creative Sources Recordings 2004
『カルテット』ニコス・ヴェリオティス/杉本拓/宇波拓/木下和重, hibari music 2004
『Kitsune-Hitori』宇波拓, slub music 2005
『Live in Kansai』磯端伸一/鈴木勝/江崎将史/木下和重, Slub Music 2006
『segments』木下和重, slubmusic 2007
『主観』かえる目, compare notes 2007
『Chamber Music Concerts vol.1』「Kinoshita-kun」大蔵雅彦/杉本拓/宇波拓, hibarimusic/slub music/load factor 2008
『ready’n』村山政二郎/江崎將史/木下和重, tenseless music 2009
『惑星』かえる目, compare notes 2009
『sediment』Segments String Quartet, tenseless music 2011
『拝借』かえる目, compare notes 2011
『59:01.68』村山政二郎/木下和重, Ftarri 2012
『HOSE V』「Mud's Tango」HOSE, Headz, Unknownmix 2012
『Quartet / Octet』木下和重, 宇波拓, 石川高, 佳村萠, 大蔵雅彦, Nikos Veliotis, Klaus Filip, Radu Malfatt Slub Music 2014i
『Septet//2013』島田英明, 秋山徹次, 古池寿浩, 高岡大祐, 松本健一, 河野円, 石川高, 広瀬淳二, 木下和重, 鈴木學, 池上秀夫, Maresuke Pico 2014
『切符』かえる目, compare notes 2016


[論文]
『ジョン・ケージの意図性について』関西学院大学 修士論文(1996)
『図形楽譜の目指すものとその限界 : ジョン・ケージによる記譜法の実験』関西学院大学 美学論究14(1999)

[学会発表]
第五十七回美学会全国大会
『音/沈黙の構造化 : ジョン・ケージの後期実践における記譜法を中心に』(2006)


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2007年04月11日

思い出の一曲

honzi.jpg
HONZI 「Two」HIFUMI RECORDS (HFM-3001)



ちょっと日にちがあいてしまいました。過去の録音物ご紹介コーナー。


記念すべき第2回は、こちら。2000年にリリースされた、HONZIさんの2ndアルバム「Two」です。このアルバムの、「いい言葉ちょうだい」という曲に参加させていただいております。


このレコーディングはとても印象的で、忘れられません。
時は2000年、ちょうど私が神戸から川崎の新丸子へと居を移した頃です。


バイトをしていると、HONZIさんからレコーディングに参加しないかと連絡がありました。もちろん快諾です。同じヴァイオリン奏者に声をかけてもらえるというのは、とても光栄なことです。でも、私が用いる素材はヴァイオリンノイズで、既成の楽曲に、しかも歌ものにどうやってアプローチすれば良いのか、正直悩むとこではありました。


まぁ悩んでてもわかんないし、いつもの感じでいいや〜と思ってスタジオへ。
そこはZAKさんのスタジオでした。


歌詞にコードが書いてある紙を渡され、一人ブースの中へ。
曲を聴いてもらって、自由に演奏してくれていいから、とのこと。
ヘッドホンを着用し、音楽が流れてきた。


「いい言葉ちょうだい」
フィッシュマンズの佐藤伸治さんの曲だ。


HONZIさんのヴァイオリンのピチカートのコードヴァッキングと、ボーカルだけが録音されている状態だった。聴き終わった後、一瞬、頭が真っ白になった、何を弾けば良いのだろう・・。完全に佐藤さんとHONZIさんの世界ができあがっている。エフェクターは一応セッティングしてあるけど・・・何をする?構成は?ノイズでいいのか?流麗な旋律が求められているのか?俺に何ができる?


数分の間、いろんなことを考えた。でも、結局は自分がこの時点で自信をもってやれること、これが木下の演奏だといえることをやろうと決意した。そして、エフェクターは用いず、ヴァイオリンのノイズを出した。所々で、対旋律らしきものも弾いた。それは、HONZIさんの歌に導かれるように、自然に出たものだった。


2テイクやって、私のレコーディングは終了した。ものの30分もなかったかな。みんさんは、1テイク目の演奏が良いとのことだった。回数を重ねるとこなれてきて、つまらなくなるもんだとHONZIさんやZAKさんはおっしゃっていた。それには私も同感。終わった後はその場で起こったことが消化できず、早々にスタジオを後にした。


後日サンプルCDが送られてきた。
レコーディングを思い出しながら、聴いてみた。
2テイク分の私の演奏が、ミックスされただけのシンプルな編集だった。もっとズタズタになってるのかな、と思ってたとこもあったので予想外だったけど、曲の素晴らしさを生かし、私が異物となって寄り添ってる感じが絶妙で、感心しきりだった。私が呼ばれたのは、こういうことだったのかな、と消化できた。


もう7年も前のことだけど、今でも時々、この曲の演奏が良かったと言ってくれる人に出会う。市毛良枝の大切さを身にしみて感じる瞬間だ。
・・・一期一会でした。


他の曲ももちろん素晴らしいこのアルバム、アマゾンでも入手できるみたいです。
フィッシュマンズのファンの方はもちろんのこと、興味を持たれた方は、是非聴いてください。


posted by kinok at 01:20| Comment(1) | discography | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月13日

懐かしの一曲

fbi103.jpg
「Festival Beyond Innocence: a brief history in 67 Chapters: Disc 2 1997-1998」
Innocent records (FBI 103)



シリーズ物として、今までの録音物なんかをまとめて書いていこうかと思います。

で、第一回はこれ。
1998年の「フェスティバル・ビヨンド・イノセンス」にて、勝井祐二さんと演奏した録音(抜粋)が収録されています。duo improvisation ってやつです。

CDになってるものでは、一番古いもんじゃないかな〜
いろんな思い出が走馬灯のように・・・実物の走馬灯見たことないけど。

この時はピックアップ・マイクを通したアンプリファイなスタイルで、いろんな特殊奏法(私にとっては普通奏法)でノイズを繰り出しておりました。その奏法のなかに、f孔に口づけして声を発するというものがあるんだけど、声が楽器に共鳴して美しい響きが得られます。録音では、この部分がピックアップされていました。


選んだのは、このイベントの主宰者である内橋和久氏。
数年前に会った時、その選んだ理由を聞くと、

「あ〜あれね、ヴァイオリンの音じゃないみたいで、おもろいやん!」

・・・。驚いている間に、応えるタイミングを失ってしまった。。。
内橋さん、相変わらずお茶目さんです猫


このアルバムは、1996〜2000年まで神戸ジーベックホールで行われた非商業音楽イベント、「フェスティバル・ビヨンド・イノセンス」での演奏が収録されている貴重なものです。今は場所を大阪新世界ブリッジに移して行われています。


さて、このCDですが、Improvised Music from Japanで入手できます。

四枚組ですが、私の演奏は二枚目に収録されています。
機会があれば、聞いてみてくださいexclamation×2
posted by kinok at 23:04| Comment(2) | discography | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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