2017年03月10日

3月10日(金)は、35回目のイグイグ

今日は、2017/03/10、金曜日です。

35回目のイグイグ(ig-ig.35)のライヴがあります。

前回に引き続き、"作曲交換"をします。

鈴木さんが私のために曲を書き、私は鈴木さんのために曲を書きます。

今回は、"言葉と時間"にフォーカスした不確定作品を書いてます。

ルール整備に少し手間取ってるけど、面白いものになりそう。

記譜も新たに(自分史的に更新されたもの)考案します。毎回そうですが。

この曲は、相方の鈴木學氏が演奏します。


上記にもありますが、作曲ものに限らずパフォーマンスも含めて、violinの即興演奏以外のライヴでは、常にフレッシュな(自分史的に)アイデアで臨みます。だから、毎回頭をひねってアイデアをひねり出し、前回と違うことをするわけです。似た仕組みの作品があったとしても、素材や現象する仕方を変えるなど異なる視点で制作を行います。再演はほぼありません。これをもう10年くらい定期的に続けてるんだから、いやぁ、なんでしょう、よく続くもんだなと、我ながらアッパレ!です。ただ、トータルでみても目撃者が少ないので、アリバイ証明になるのかどうか…これが最もつらいとこ。。
というわけで、1度でも十分面白いですけど、続けて2度3度体験してもらえればより面白くなるかと思います!

お待ちしてまーす!






3月10日(金)

イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter 35

『町へはこの道を行けば、だいぶ時間の短縮になります。/If you are going to town, take this road. It will save you a lot of time.』


木下和重 etc.
鈴木學  etc.


開場/19:30 開演/20:00
料金/2,000円(1ドリンク込)
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org



Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。

2016年06月26日

明日イグイグ30回記念

案の定と申しましょうか、ブログをいう存在をすっかり忘れておりました。忘れてばっかりです。忘れたいことはなかなか忘れられられないくせに。乃木坂46の「悲しみの忘れ方」という曲が好きでよく聞くのですが、「いいことひとつ今日の中に見つけて、悲しみをひとつ忘れようとして来た」という歌詞があって、忘れられない悲しみと等価のいいことなんてなかなか見つけられないと思ってしまうのですが、みなさんはどうですか?そんなこんなで。でもわりと楽観的なほうだとは思うんです。何か想定外なことが起きてもそっちの方が結果的にうまくいくようになってるんじゃないかと考え方を変えるというか。まぁでも若いころは違いましたよね。失敗や挫折ばかりで嘆いてましたよね。いくつもの坂を登ってみた後では、まぁどの坂も登らなけりゃいけなかったのかなと思えてくるというか、思わなきゃいけないような気になってきます。考え方を変えることで悩みは無くなるんじゃないかと模索していたあの日々、ようやく実践に結びついたかなーというところです。まぁ、ぼちぼちですけどね。いまだに波はきます。まだまだ修行が足りません。日々是好日ですね。

で、本題。

あした日曜の夜は、イグノラムス・イブノラビムス ミュージックです。
テーマは、
「彼の行為は軽率のそしりを免れない。His behavior is open to the charge of indiscretion.」

軽率のそしり?軽率なおしりじゃないですよ。

毎回テーマはあるんですが、テーマといってもいつも英和辞書パラパラめくりで指差しで決めたものなので、特別な意図はありません。このテーマから何をやるか決めてもいいし、決めなくてもいいし、後づけこじつけでもいいし。見終わって、テーマを思い出してくれたら面白いんじゃないかと思われます。いつもそうやってみんなで笑ってます(笑)

そういえば、前は例文じゃなくて単語だったんですよね。
この頃は告知文も鈴木さんと交代で書いてたんですよね。
例えば13回(2013/09/13)のタイトルは「必要」でした。
思い出したので載せてみます。

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今月のテーマ 『必要』
音楽が成立する上において必要なものは何か?
音楽と呼ばれるためには何が必要なのか?
それが音楽と呼ばれなくても、音楽であるとする必要があるのは何のためか?
そもそも音楽に必要なものなどあるのだろうか?
それとも、音楽そのものが必要ではないのか?
音楽を必要だと思い込んでるだけではないのだろうか?
NO MUSIC, NO LIFE.
誰にとって?社会にとって?会社にとって?経済にとって?音楽にとって?
それって必要?
立ち止まって執拗に考える必要
この畜生な実情 それもまた人情 一身上の都合
っていうか この告知文必要?
木下和重
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告知文のファンだって言ってくれた方もいたなぁ。。
勢いだけで書いてるんだけど、いつ読み返しても我ながら面白い。
ほら、自分が楽しめないと他人を楽しませることができないっていう城東区があるでしょ?
あれっすよ、あれ。また告知文芸やろうかな。


なんか写真載せてみよ。
あ、去年の8/30のやつが携帯にあった。終わった後にパシャりと撮ったもの。前に載せたかな?


20150830_204959.jpg

釣られてる袋は鈴木さんの出し物で、中に氷が入ってて、溶けて水滴が受け皿に落ちて音がするっていう。壁の絵みたいなのは私の出し物で、様々な長さと角度と色と時間を持った線分を描いたもの。


しかし、あしたは30回目ですよ!すごい!こんなに続くなんて。。。
記念日ですね。特に何をするというわけではありませんが。
実際に目撃してくれる人が増えてくれるといいなぁ……
では、明日お会いしましょう



木下和重

2015年06月25日

イグイグ備忘録:Chapter 25『stir sugar into coffee./コーヒーに砂糖を入れてかき混ぜる。』でのこと

イグイグで何をやったか忘れないように前回から備忘録を書くことにしたんだけど、、、
あれ?忘備録、備忘録、どっちだっけ?まぁ、いいや。
その美貌録、おっとこれは明らかな間違いだ。
でもね、その存在を忘れてました。およよ。
では気を取り直して、前回のイグイグの話をしようか。

ぽわわわ〜ん(20日ぐらい前のことなので思い出してる効果音)


愛も変わらず、何も思いつかない。
いや、色々と頭の片隅でゴニョゴニョと思考を巡らしてはいる。
具体的に出てくるものあれば、ボンヤリとしたまま消えていくアイデアもある。
これをギリギリまで繰り返してる。そうあれ、あれですよ、揉んでるんですよね。
うはー!言ってみたかった!揉んでる!モンデール!揉むの大好き!うひょー!
でも揉んでばかりいるとね、ギリギリまで待つなんて俺は出来ないよ〜っていつも鈴木さんに言われるんだな。
まぁ、決まらないんだから仕方がないよね。

でも今回は割と早くて。
前日の夕方、駅のホームで思いついた。
最初のイメージは額縁。絵もキャンバスも無くて。額縁だけ。

で、その額縁だ。額縁を買うか、そんな金はない。
木を買って自作する?それは面倒いし時間もない。
そうだ、額縁は枠組みで、内と外を分かつための装置だったよな。
じゃあ、 穴みたいなのができれば必然として内と外ができるよな。
でっかい紙を天井から吊るして、後ろからカッターで切っていこう。
そうすれば額縁みたいな四角い穴はもちろん、よれた線が作る穴とか、色んな形の穴ができる。
切るという行為によって時間性も生まれるので、パフォーマンスとしても有効だ。
あ、でっかい紙はないからダイソーでブルーシート買えばいいな。
そういえば今回のタイトルは「コーヒーカップに砂糖を入れてかき回す」だったじゃないか。
お、コーヒーカップも容れ物、額縁と同じじゃないか!

こういった思考の流れ。
で、実際の模様はこんな感じ。

20150607121008.jpg


鈴木さんは、今まで行ったコンサートや展覧会やなんかの半券をずっと残してたらしく、取っておいたわけではなくて単純に捨ててなかったってことらしいですが、それをランダムに一枚選んで、それをプロジェクターで写し、それにまつわる記憶を語るっていう寸法でした。一時間ずっと選んでは語り選んでは語りってしてましたね。富樫雅彦と近藤等則のライヴが多かったなー。


次回は、8月30日。けっこう先だな。
見届け人が海外なので、ネット配信でもするかな。


2015/08/30 イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter 26

『いちばんたくさんお金を持っている者が、いちばんしあわせとは限らない。
Those who have the most money are not always the happiest.』

開場/19:00 開演/19:30

料金/2,000円(1ドリンク込)
Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。

出演:
木下和重 etc.
鈴木學  etc.

posted by kinok at 09:04| 神奈川 ☁| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月23日

イグイグ備忘録:Chapter 24『The fuse has blown out./ヒューズが飛んだ。』でのこと

だいたいの表現活動が、「何をどうする」ってことに還元されますよね。
まぁ「何を」のところは概ね予め決まってるわけです。
そうじゃないことももちろんあるけれど、音楽だとほぼ決まってるはず。
そんなはずはないはず。
あ、すいません、ビブラストーンズのビッグファンだってアピールしたかっただけなんす。
例えば楽器演奏家なら楽器をどうするかってことだろうし、
大きく言っちゃえば、音をどうするかってことでしょう。
で、語法が決まってる場合はそれに則った方法で制作しますわな。
三枚におろすわけですな。
あ、すいません、R.I.P. 米朝師匠ってことで。
タレントさんで、体の大きい人いますよね。
何かコメントを振られると、すべてデブ関連の内容で応えますよね。
あれはどうするかってところが決まってるので、何がに当たるのは何でもいいんです。
方法論が決まってると楽ですね。
いや、ネタが切れたりするかもしれないし、強引にデブアピールしなきゃなんなかったりと、
それはそれで大変なのかもしれないので楽じゃないかもしれません。
なんだか話が逸れてしまったぞ。
まぁ何が言いたいかというと、
イグイグは内科医、じゃなくて毎回、「何を」も「どうする」も違うんですよ。
つまり、毎回何をどうするかを考えなきゃいけないのです。
辛い。からいじゃないよ。
辛いアピールをしたいんじゃなくて、毎回違うことやってる弊害として、
何をやったか忘れてしまうという事態が起きるんですね。
忘れないとやってらんないって話がありますが、まあ置いといて。
だから、覚えてるうちに何をやったか書いとくのがいいんじゃないかって。
そうしたほうがいいよ、ってあったかい助言を頂いてもいたのです。はい。
そりゃもっともだと痛感しながらも、怪獣ズボラが登場するのであります。
即興演奏家は瞬間瞬間に生きるもんなんだからアーカイブなんて…
なんて言い訳はほんとに言い訳でしかないので、
今回からちょちょっと覚えてることを書き留めておきます。
書き留める、ってなんかいいね。書いて、留めるんだもんね。
そっとお気に入りの布でくるんで、大事に仕舞っておく感じ。



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前日に鈴木さんからメールでテキストピースを2曲やると連絡あり。
何のテキストかは知らない。聞かない。
だいたい何をやるかは当日のリハで判明。
メールもらった時点で何をやるかはまだ未定、やりたいこともなし。
そうそうね、やりたいことなんてありませんよ。
毎回考えて考えて、ポコっとアイデアが出てくる。
アイデアが出て来ても、それを形にしなきゃいけない。
形にならないのならボツ。
決め手を欠くのもボツ。
そうこう試行錯誤重ね、これでいこうって決意固めるのが、当日、しかも数時間前。

鈴木さんがずっと喋ってるってのがわかったので、
そのテキストピースに設定と構成/構造を付与するというアイデアを思いついた。
そこからまた難産。
そしてついにとうとう、精神分析スタイルという設定を思いつく。
私がソファーに座って、横で鈴木さんが私に向かって喋ってる。
当日知ったのだが、鈴木さんが選んだテキストがジョン・ケージだった!
ヒューズが飛んだ私にケージを聞かせるなんて(笑)
しかも「作曲を回顧して」ですよ。
私のOSはケージによって作られたと言っても過言ではないので、いやはや。
こういう偶然というか、出会いってあるんですよね。
今までのイグイグでも、お互い何をやるか知らないのに、偶然のハーモニーってのが。

あ、今回のタイトルが「ヒューズが飛んだ」なんですが、
タイトルからアイデアが出る場合もあるけど、今回は違います。
だからヒューズが飛んだ私に…てのは、こじはる、じゃなくてこじつけです。

そんで座ってる姿勢を変えることでセグメントを作る。
途中、何かを思い出したかのようにor夢の世界の出来事みたいに、ヴァイオリンを弾く。また座る。
あ、急に話戻してすいません。これが一曲目でした。

ヴァイオリンで何をやるかは決めてなくて。
まぁ、楽器構えたら何か弾けるだろうぐらいの感じで。そしたら、
l-eに向かう電車で江崎さんのツイートに、即興演奏をはじめて今年で20年って書いてあって。
同じ内橋和久さんの即興演奏ワークショップに参加していたので、私も20年になるんだなーと。
そのワークショップは、新入りにソロ演奏をさせるのだけど、そんな情報知らなくて。
そこで私が思いついたのが、その頃インド音楽をよく聞いてて、
それで覚えてたモチーフに基づいて演奏したんだすな。
ってことを、ヴァイオリン演奏直前に思い出したので、20年ぶりに再演してみたんです。
超レアですね。次はまた20年後かな。聞けた人ラッキーです。ラッキーって思ってくれたは別の話。

鈴木さんの演奏時間が30分くらいって聞いてたのに小一時間かかってたから、
ありがとうございました、と言い残し退出。
鈴木さん全て読み上げた所で、演奏終了。


2曲目の設定は記者会見スタイル。
鈴木さんがスピーカーでそれを聞いた私がパソコンをカチャカチャ音出してタイピング。
あれ、ネットとかでたまに見たりしますが、記者がカチャカチャうるさいったらありゃしない。
カフェとかでも、パソコン君の隣には座らない。うるさいもんカチャカチャ。
俺もクチャクチャいわしてパンとか食ってやろうか。
失礼しました。
で、予めそれしか決めてませんでした。何とかなるかなと。ははは…
実際のところは、でたらめにタイピングして、カチャカチャ音させて、
あ、自動スピーチってのがあったと気づき、読み上げてもらう。
これ、アルファベットしか読んでくれないんですね。
で、転がってたビートを流し、クラブテイストを加味。
iTunes開いたら、私のセグメンツ・ストリング・カルテットのアルバムが飛び込んで来たので
『bowing』という曲を再生ぶっ込む。おお、コラージュ。いや、リミックスや〜
そんでビート消して、ヴァイオリン持って、私もbowingを演奏。
ヴァイオリン演奏やめて、bowing音源だけ残ったところで鈴木さん終了。
フェードアウトにておしまい。


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とまあ、こんなところですか。
読んでもわかんないですね。長いから読まないかな。
見てないと読みづらいかもだし。まあ美貌、じゃなくて備忘録ですんで。
といっても書き忘れもあるよね。おそらく。
それに、鈴木さんが何をどうしたかはあまり触れてないし。てか、わかんない。

イグイグは短いスパンで、うんうん唸って考えに考えて毎回捻り出してるので、
終わった後に「あれは何だったの?どうしてあれなんですか?」
とか質問されるとすっごい嬉しいです。
逆に何も言われない日にゃ・・・涙

もちろん、ここに書いたのは何をやったかってことだけで、
それを見た/聴いた/感じたお客さんは全然捉え方が違うだろうし、
これを読んで、そういうことだったのかと、思うんじゃないでしょうか。
冒頭に、何をどうするか、って書きましたが、
その背後には意図なり価値感なりがあって、それが具現化されているわけです。
これを読んで作者の意図がわかるかもしれないけれど、意図が全て正解なわけでもないし、
一粒で二度美味しいって感じで味わえばいいんじゃないかと思います。
現場で感じたものと、これを読んで感じることと。
まぁ、謎が解けるって遊びもあるかもしれないけれど。


l-eのウェブサイトに写真が掲載されてました。
これで少しは伝わるでしょうか・・・次は動画も録ってみる?え?いらないって?
http://www.l-e-osaki.org/?m=20150418




次回イグイグは、6/6(土曜日)です。待ってます!



6/6(土曜日)

イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter 25
『stir sugar into coffee./コーヒーに砂糖を入れてかき混ぜる。』


開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
開場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org

Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。飛んだ

出演:
木下和重 violin etc.
鈴木學  electronics etc.


今回から、violinって表記を外そうかとも思ってます。



posted by kinok at 01:10| 神奈川 ☔| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月31日

2014年のライヴ、納めました。その三

『Bunko - Bongo』の後は、『否本(イヤホン)』

イヤホンを耳に付ける。でもどこにも繋がない。
繋がってないことをお客さんは知らない。
何かを聞いてると思ってることだろう。でも実際は、何も聞いてない。
いや、「イヤホンから出てる音」を聞いてないということなんだけど。
それも知られてはいない。

13分間演奏。いくらでもいいんだけど。

そして、紙とボールペンを取り出し、『生きた心地とは』を。
続けて、サンタクロース人形の腰振りダンスの真似をして、おしまい。

これにて、本日のライヴは終了。
今年も色々とトライしたイグイグでしたが、最後に骨のあるパフォーマンスができました。

来年のライブはまだ決まっておりませんが、決まり次第お知らせします。
よろしくお願いしま〜す。いたしま〜す。
では。
posted by kinok at 04:57| 神奈川 ☀| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

2014年のライヴ、納めました。その二

その一から、ちょっと間が空いたけど。


『Bunko - Bongo』、タイトルはユースケ・サンタマリア・リスペクトでもあります。なんちゃって。
『生きた心地とは』が、実際には”書く”という行為に焦点を当てた作品だったので、
そこから”読む”という行為が思いついた。読み書きそろばん、ではないけれど、連想ゲーム。
単純に、字を読んで音を出す。本が楽譜となる。
何を読もうか、いつ読もうか、といったルールを決めていく。
文庫本を六冊、未読のもの。全て新本とする。古本は無し。
六冊すべて異なる書店で購入し、カヴァーをつけてもらう。
本の選定基準は、そこの書店で一番読みたいと思った文庫本であれば何でも。
読みたい本が複数見つかれば、次の書店で買うのも良し。在庫があれば、だけど。

で、私が選んだのは次の六冊。

あおい書店『すべてはモテるためである』二村ヒトシ
大盛堂『犬とハモニカ』江國香織
紀伊国屋書店『時間』吉田健一
リブロ『動物と人間の世界認識』日敏隆
文教堂『遊びと人間』ロジェ・カイヨワ
ブックファースト『デッドエンドの思い出』よしもとばなな


ライヴ前日、仕事が終わってから渋谷にある書店をまわった。ここからこの曲がスタートしてる。

まずは、あおい書店。最近この本の存在を知った。AV監督が書いた恋愛指南本らしい。
でも内容は、もてないと悩む当事者を鋭くえぐりまくるものらしい。
えぐられてると思わない人は、もてる人か、望みのない人か、どちらかかな。
読むの楽しみ。

続いて向かったのが、大盛堂。うーん、数が少ない。ほとんど小説だし。
というわけで、江國香織さんの新刊に決めた。
初期作品はほとんど読んでたけど、ここ数年読んでなかったので、短編だし、薄いし、これに決めた。
読むの楽しみ。

渋谷のロフトの隣に新しくできた紀伊国屋書店へ。
ここも少ないなあ。でも、欲しかった『時間』吉田健一があったので決定。
この本は、ホン・サンス監督の映画『自由が丘で』に主演の加瀬亮が持ち歩いてた本。
セグメンツやってるので、時間論関係の本には目がない。
しかも大好きな映画に出てる本となれば、自分も真似して持ち歩きたいものである。
読むの楽しみ。

坂を上がって、パルコの地下にあるリブロへ。おー、いっぱいあるぞ。
いっぱいあると、迷いが出てくる。なんでもいいのだけど、お金もかかるし、あー、なんて曲を考えたのだ。
はじめ、中島らもさんの明るい悩み相談室にしようと思ったけれど、コレはキープで。
で、色々迷って、前から読みたくて、でもなぜか持ってなかった日敏隆『動物と人間の世界認識』に決定。
わからないことは、細馬さんに聞いてみよう。
読むの楽しみ。

あと二冊だ、ってんで丸善ジュンク堂へ。ここはありすぎ!
さんざん迷って、結局決まらず。。帰宅。

l-eに向かう前に、二子玉川の文教堂へ。
うーん、どうしよう。カズオ・イシグロの『日の名残』が気になったけど、
さんざ迷って、『遊びと人間』ロジェ・カイヨワに決定。
この本は、大学時代の恩師、長尾先生に読めと言われて素直に読ん・・でなかった。
心のどこかに引っかかったままの本なのでした。買えてよかった。でも、読まなきゃね。
読むの楽しみ。

そして渋谷のブックファーストへ。もうすぐ入り時間!金もない!金がないので小説に限定。
よしもとばなな、という文字に目が行った。昔々に『TUGUMI』を読んだぐらいかも。
『デッドエンドの思い出』が面出しされてたので、これに決定。短編集だし。
読むの楽しみ。

なんだか、繋がりがあるのかないのか、繋がらなくていんだけれど、よくわからない六冊でありました。
これに関しては質問もなかったし。質問自体があまりなかったか。

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『Bunko - Bongo』は30分の作品なので、って、何分でも何時間でもいいんだけど、
この六冊を、30分間のどこで、どの本を、どの1頁分を読むのか、という指示が書かれた楽譜に奏者は従う。
時間はランダム関数で出した。いつもそうしてる。
なので、1頁読み終わらないうちに、次の指示が楽譜に書いてたりする。
今回は、それは無視。現実的に無理なので、1頁読み終わった時点の楽譜の指示に従うことにした。
最初から考慮して楽譜を作ればいいんだろうけど、それはそれで面白いかなと。
六人いれば、楽譜通りにある程度はできます。
好き勝手にやるのはダメだけど、まあでも、楽譜通りにやることが目的ではないので。

本はこんな感じで並べてみました。どん。

IMG_20141223_194902.jpg

文庫本六冊と、手前にあるのが楽譜。

いやぁ、文庫本のサイズ感が鈴木さんのエレクトロニクスみたいでしょ?
って言ったら鈴木さんが黒いツマミを貸してくれた。文教堂のカヴァーの上に四つあるやつね。
写真を撮って、すぐ返しました。使わないのでね!

読み方の指示は特になし。だけど、実際の演奏では、各本ごとに読み方を変えてやってみた。
読めない漢字が出てきたら、隣にあるパソコンで調べるフリだけして、そこでストップさせた。
読みながら、何でこんなの声に出して読んでんだろうってのもあったけど、まあ仕方がない。
リンクしてくる内容もあったりで、面白くはあった。

で、この作品の再演は、六冊全て読むまで禁止されています!
このネタをやりたかったら、全部読め、ということなのです。いつのことやら…

とりあえず、よしもとばななさんから読んでますが、なかなか進みません。。
普段よく読んでる本は、知らないことを教えてくれる系のものばかりなので、
小説の物語の世界観に入るまでがなかなかしんどい。
でも、続きが読みたいなと頭の中のどこかにずっと引っかかってるので、良い傾向かな。
posted by kinok at 03:28| 神奈川 ☔| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月24日

2014年のライヴ、納めました。その一

l-eから帰ってまいりました。

2014年のライヴ納めは、イグイグでした。
今月は2本もイグイグがあって、曲を作るのが大変だった!
GENESis仙台公演もあったもんな・・そのかいあって、全てオモローでした。

今夜のイグイグのテーマは、『I felt more dead than alive./生きた心地もしなかった。』。

例のごとく、お互い何をやるかは全く知らずに、別々のパフォーマンスを一時間行う寸法。
私は、3つの作品を新たに制作。

1/ 『Bunko - Bongo』30分
2/ 『否本(イヤホン)』13分
3/ 『生きた心地とは』15分

テーマを考え、最初にできたのが、『生きた心地とは』だった。
これは「死」の音について考えた作品。「死」から「生」への照射。
そこから、お別れの文章を書くというパフォーマンスが思いついた。
書く時に発生する音に着目したもの。
ペンが紙とすれる音、テーブルが揺れる音、ペン自体から発する音、カチャカチャっていう。
ペンを回したり、叩いたり、テーブルも叩いたか、足踏みしたり、貧乏ゆすりしたり。
色んな音が書くという行為から発生する。
増幅すればジョン・ケージだな(笑)いや、多分にケージ・マナーに則ってます。

このパフォーマンスは三つ目、最後に行った。
もちろん、何を書いてあるかお客さんには知らせない。
でも、50分になって、ロープを天井からぶらさげた。
この行為で、お客さんの感じてたものの意味が変質するかもしれないし、しないかもしれない。

そこで何を書いたか。
恋を伝える文章とお別れを告げる文章で、音の違いはあるのだろうか。
音から文章の内容を判断することはできないけれど、その音は、
明らかにその文章を書くことによって発生したものである。

可能な限り、もしそうなったら、という気持ちになって、その場で考えました。
自分なりに、真剣に向き合ったものです。
公開しようかどうか悩みましたが、記録として残すことにしました。
来てくれた方々には、ネタばらし的なものです。



擦ると消せるボールペンで書くって、覚悟の無さの表れかな。
こうなった現実をなかなか受け入れられないけれど、
絶対に避けられないことならば、そうするしか方法はない。
生まれてくるのも独り、この世を去るのも独り、って誰が言ったのか。
そりゃそうだよな!うん。
でも、今までを振り返ってみれば、色んな人たちに出会い、そして、
お別れをして来た。
楽しいことばかり、じゃなかったけれど、苦しかったこと、辛かったことや、
なんか続かないや・・・
こうなるってわかってから、全ての経験が愛おしく思えてきた。
だって、それが生きてるってことなんだもんな!!!
自分と関わってくれた人たちに、ほんと感謝してる。
「充実した生」って本で書かれてあるたびに、何を言ってんだ!と、
思ってたけど、「生」自体がそれでもう充実したものだったんだよね。
それがわかってたら、もっと充実してたかな?
いや、生きること自体が重要なんだ、ていうね、今頃わかるなよなって話だ。
さようなら、とは言わない。淋しいからね。
独りはそんな悪くない。好きでもないけど。知ってた?
でも、仕方がない。ナゲヤリじゃなくてね。
ありがとう、って言うのが一番良いかな?
なんて、最期まで他人の目を気にしてどうすんだ(笑)
じゃあ、ま、行ってくるか〜

ダンス!!!




ダンスというのは、鈴木さんから最後に踊るサンタクロース人形の動きに合わせて二人でダンスがしたい、と申し出があったので、この言葉で締めました。



2014年11月14日

イグノラムス・イグノラビムス ムジカ in 武蔵野美術大学

l-eで鈴木學さんとやっております企画、
イグノラムス・イグノラビムス・ミュージック
なな、なんと、武蔵野美術大学で開催される事になりましたので、
お知らせします!

もう来週なのですが、音楽と時間と題しまして、
セグメンツ・ワークショップをやります。
音と時間についてゲーム感覚で楽しくセグメンツが学べます!(笑)

参加自由ですので、みなさまお気軽にお越しくださいませ!!

11/25は鈴木さんの「音楽と技術」という名のイベントがあります。
12/9は、イグイグのパフォーマンスもあるよ!

そんでもって、かっこいいポスターはクリックすると大っきくなるよ!
お気に入り!!見てちょーだいね!!



poster_all.png



レクチャー&パフォーマンス シリーズ

イグノラムス・イグノラビムス ムジカ
Ignoramus et Ignorabimus Musica

われわれは音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。


音楽を音楽として成り立たせているものはなんだろうか?
音楽からメロディやリズム、ハーモニーといった要素や「音」さえ取り除いてみると、
そこには一体何が残るだろうか?
時間、空間、言語、分節、構成、偶然性、技術……etc.
「音楽」の必要条件に対して果敢に疑問符を呈し続ける鈴木學・木下和重両氏を招いて、
レクチャーとパフォーマンスの連続講座を開催する。
音楽における問いは、美術における問いにも翻案できるだろう。
造形美を禁じてみると、果たして芸術を成り立たせるものはなんだろうか?



poster_kinoshita.png

11.18 TUE

『セグメンツ: 音楽と時間』
木下和重(音楽家、ヴァイオリン奏者)
体験型レクチャー+パフォーマンス
ゲスト: 坂本拓也(プロジェクター/オブジェ)



poster_suzuki.png

11.25 TUE

『音楽と技術』
鈴木學(自作エレクトロニクス演奏家)
レクチャー+パフォーマンス


12.9 TUE
『イグノラムス・イグノラビムス: 音楽とは何か』
鈴木學+木下和重
ライヴ・パフォーマンス

【時間】連日18:00-20:00
【場所】武蔵野美術大学 9号館 3-306C (タスクルーム Red)
【WEB】http://ig-ig.org



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木下和重 Kazushige KINOSHITA

音楽家/ヴァイオリン奏者/レーベル「tenseless music」主宰
細馬宏通 率いる「かえる目」では歌も披露

1970年、神戸に生まれる。1995年に内橋和久氏主宰のワークショップNEW MUSIC ACTIONに参加、
即興演奏を中心としたライブ活動を開始。
また、関西学院大学大学院にて音楽美学を専攻。

ヴァイオリンそれ自体から発せられる現象としての音に着目し、
圧力や摩擦という身体行為との対話によって生まれる音を時間上へ布置させる即興演奏を特徴とする。

木下が提唱するセグメンツとは、ジョン・ケージの構造論を基盤としており、鑑賞者が従来のフォーマットとは異なる音楽/アートを理解、そして解釈を可能にさせるためのコンセプト/装置のこと。佐々木敦氏の著作『「4分33秒」論』において、ジョン・ケージ作『4分33秒』以降の実践としてセグメンツが紹介される。

《セグメンツ関連CD》
・segments, 木下和重, slubmusic, SMCD 12
・sediments, Segments String Quartet, tenseless music, TLM-002



鈴木學 Manabu SUZUKI

2000年、エレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それらを使った即興演奏等の活動を開始。
ライブスポット大崎 l-e を中心に活動。
アナログ発振器、デジタル音源、マイコン、MIDI、無線機器、映像信号を応用した作品を制作。
音楽家らかの受託制作も行う。依頼者には、故東山嘉事(美術家)、一樂義光(ドラびでお)、田口史人(円盤店主)、杉本拓(音楽家)、伊東篤宏(optron)、角田俊哉(wrk)らががいる。

参加CD作品等
・Septet//2013 (Pico-05/06)
・Kantoku Collection (Slubmusic, SMCD 18)
・Live installation at loop-line recorded by toshiya tsunoda (Skiti, sk05)
・imai kazuo trio, Blood, CD+DVD (doubtmusic, dmf-124CD / 125DVD)
・IMPROVISED MUSIC from JAPAN 2009
・yui onodera le-jardin (alm45)


坂本拓也 Takuya SAKAMOTO

様々なオブジェを使った“謎の作業”等のパフォーマンスを行う。自身の図文解読バンド “information”、中野静佳とのネオニューエイジユニット “Göbekli Tepe”、進揚一郎との光の明滅とドラムのDUO “不可視”、木下和重のパフォーマンスユニット “GENESis” 等に参加。

2014年10月04日

今夜はイグイグちゃん

さて、更新するぞ!いや、お部屋の更新ではありませんよ。

なにげない更新をするといいながら、早くも宣伝であります。
BGMはプリンスの新譜『ART OFFICIAL AGE』です。

今夜はイグイグちゃんがあります。二ヶ月ぶり。
これは音楽を音楽で、それ以外で考えるイベントです。
でも、音楽以外って何でしょう。
音楽以外を考えるには、音楽とは何かがわかる必要がありますよね。
音楽が何かって分かれば、それ以外、って言えますもんね。
でも、音楽が何かってわかりませんよね。
わかったふりしてる人はいますけど。
そりゃ私とあなたの考える音楽は違うでしょうね。
それはそれでいいとは思いますが、そうなると、ますます音楽が何なのかわかりませんよね。
別にわからなくてもいんですけど、ていうか、わかったらつまんないし。
男性はいつまでたっても女性のことがわからないのと同じです。違うか!
「これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛」
と歌った松坂慶子の愛の水中花よろしく、愛にはいろんな形があります。
福原愛、大塚愛、橋本愛、高橋愛、はるな愛、冨永愛、と様々です。
音楽も同様に、色々あってしかるべきなのですが、時として、
私の知ってる音楽じゃない!って言ってくる人がいますが、もっと愛を知るべきですね。
以上、愛の伝導師、キノシッタ・カズーシーゲーがお送りしました。

また馬鹿なことを書いてるし・・・
では、お待ちしております。
これ読んで来る人いるのかな。。
ていうか、このブログ読んでる人いるのかな??????

木下和重


~~~~~~~~~~~~~~~~~


10/4(土曜日)

イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter22

『Who is the author of this book?/この本の著者は誰ですか?』

開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
大崎l-e http://www.l-e-osaki.org

Ignoramus et Ignorabimus musica.
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。

木下和重 violin etc.
鈴木學  electronics etc.
posted by kinok at 06:30| 神奈川 ☁| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月03日

3月のライヴ情報 そのいち イグイグ

ライヴに来て見て聴いてほしいので、告知しますよ。

3月はライブが二つ。

まずは8日に、毎月やってるイグイグがあります。

今回からテーマは無くなりました。

その代わりに、タイトルが毎回付きます。

そのタイトルは、

『あなたに会いたがっている人は大勢います。
/There are many who wish to see you.』

気がつけば、もう17回もやってますなあ。

17回も違うことやってんだよなあ。

われながらカッポレだなあ。

ちゃうちゃう!アッパレや!

皆様のお越しを心よりお待ちしております。



3/8(土曜日)

イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter 18

『あなたに会いたがっている人は大勢います。
/There are many who wish to see you.』


Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。




出演:
木下和重 violin, something
鈴木學  electronics etc.

開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/

posted by kinok at 19:48| 神奈川 ☁| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

週末は私の誕生日。ですが、金曜にイグノラムス・イグノラビムス ミュージックやるんですよ

今週末の金曜日、イグノラビム・イグノラビムスミュージックです。
略して、イグイグ。
今回のテーマは「変身」。
私の書いた文章は、下にハッときました。いや、貼っときました。
ハッとしてグー。グーググーググーググーググーって言ってた人誰でした?

前回は演奏よりの出し物でしたが、今回は色々仕掛けがあったり、
パフォーマンスよりの出し物になりそうです。
まだわかりませんが。

何が飛び出すかわからない面白さをお届けするイグイグ。
こんなこと書いて恥ずかしくないのかと問われれば、
まあちょっとさもありなんというところですが、
こうでもしないとちょっと最近はお客さんが淋しい感じなので、
太腿にシャーペンの芯を刺しながら・・・いやいやいや、
全く恥ずかし気も無く書いております。
なので、お気軽にきてください!

といっても、私のことを知らない方がこれを見て、
よし、行こう!とはならないですよねえ。
それはわかってはおるんですよ、過去の事例をみれば一目瞭然なわけで。
でも、言わずにはいれれません!
お気軽にきてください!




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11/8(金) イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter15

開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
場所/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/

Ignoramus et Ignorabimus musica.
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。

木下和重 violin etc.
鈴木學  electronics etc.

テーマ「変身」

変身とはまた何でしょうねえ。なんかかっこつけてんじゃねえの?
え?違う?元々つけるかっこがない?失礼しました。

変身ですぐ思い出すのは仮面夫婦ですか。間違えました。
加山雄三でおなじみの、仮面ライダーですね。
へ〜んたい!と言いながら腕を回す独特のポーズを伴って、
藤岡弘扮する本郷猛が仮面ライダーに変身するわけです。
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと!それは村上ショージさんのギャグでしょ!
お父ちゃんやめてあげて!

でも、本郷猛って、ショッカーに改造された、改造人間だったよね。
じゃあもう既に変身してるってことか。
人間本郷猛、改造人間本郷猛、仮面ライダー本郷猛。
改造人間から仮面ライダーに変身しても、また改造人間に戻れる。
でも、改造人間から人間には戻れない。
虫になるあの話も、最後は死んでしまう。
つまり変わるということは、元には戻れないということと同義なのかもしれない。
変身後の未来は、過去との切断を意味する。

でも変身は、苦悩をしょいこむだけじゃないよね!
苦悩と決別することもできるんだ!
さあ、みんな!変身しよう!
過去から予想できる未来なんて、オサラバさ!
新しい自分を手に入れるんだ!
人生をかけた、あるいは魂のミラクルジャンプをしようよ!
さあ、みんな!俺たちについてこいよ!

というわけでライブ当日は、命をかけて、かっこつけようと思います。
思うだけかい!

文:木下和重
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2013年09月12日

9/13 イグノラムス・イグノラビムス ミュージック やります

告知です。

みなさま知ってか知らぬか、木下和重のライヴ活動は現在、大崎l-eにて行っております。ココ☞http://www.l-e-osaki.org/

(別に他でやらないというわけではなく、オファーがあればホイホイとゴキブリのように飛んで行くわけですが、いや、ゴキブリなんて言うと誰も呼んでくれないので、ホイホイは訂正します。ホイチョイにしましょうか。そうすると何か軽くなっちゃいますね。いや、それぐらい軽いフットワークだと私は言いたい。)

で、l-eで何をやっているかというと、

鈴木學さんと二人でやってます、音楽の可能性/不可能性をザックバランにパフォーマンスする『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』と、実験音楽を時間/空間/知覚/認識/存在/無などを切り口に聴取の具体的なアプローチを提案する『セグメンツ・プロジェクト』です。

そんでもって、今週の金曜はイグノラムス・イグノラビムス ミュージック(愛称: イグイグ)があります。イグイグは毎回テーマを設定し、それに沿った出し物をそれぞれが考えるというプログラムになってます。今回のテーマは「必要」です。下の告知文を書いたので、読んでください。自分史上最高の告知文が出来ました。みんな、チェックしとけ!






9/13(金曜日)


イグノラムス・イグノラビムス ミュージック
Chapter 13


今月のお題 『必要』

音楽が成立する上において必要なものは何か?
音楽と呼ばれるためには何が必要なのか?
それが音楽と呼ばれなくても、音楽であるとする必要があるのは何のためか?
そもそも音楽に必要なものなどあるのだろうか?
それとも、音楽そのものが必要ではないのか?
音楽を必要だと思い込んでるだけではないのだろうか?
NO MUSIC, NO LIFE.
誰にとって?社会にとって?会社にとって?経済にとって?音楽にとって?
それって必要?
立ち止まって執拗に考える必要
この畜生な実情 それもまた人情 一身上の都合
っていうか この告知文必要?

木下和重


出演:
木下和重 something
鈴木學  electronics etc.

開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/



posted by kinok at 01:27| 神奈川 ☁| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

今週の土日は、l-eが熱い!土曜はイグイグ!日曜はセグメンツ!

猛暑だからって、もうしょうがないなあ、なんてアスクルCMみたいなこと言いませんが、みなさんお元気でしょうか?私は元気かと言われたら元気じゃなくても元気だと答えますが、普段は俺って元気かな?なんて考えません。みなさんはどうですか?体調管理はしっかりしてますか?水分補給で冷たいものばかり飲んでると、冷え性になったり、便秘になったり、抜け毛が増えたりするようなので、気をつけてくださいね。ってテレビで言ってました。


今週の土曜日、鈴木學氏と毎月行っている、『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』があります。

そして翌日は、『セグメンツ・プロジェクト2013 第3回 意識と時間:前編』があります。


まずはイグイグのご紹介から。
今月で12回目のイグイグになります。一周年記念です。盛大に祝おう!空に〜憧れて〜♪


イグイグは数回前から、テーマを設けました。そのテーマに関する出し物を二人が各々考えて、「Suzuki's Side」, 「Kinoshita's Side」 としてそれそれ30分間披露するという構成になってます。出し物は音を扱う場合もあるし、パフォーマンス要素の強い場合もありあす。いずれにしても、音楽についての考察によるものです。


前回のテーマは「尻窄み」でした。それに関する事前説明をl-eのサイトに書きました。ここで、イグイグの基本姿勢なんかも書いてるので、一読して頂ければ災いです。間違えた、幸いです。
http://www.l-e-osaki.org/?m=20130720 


で、尻窄みで実際何をやったかというと、、、、これ書くとどうなんだろうなあ。いつも迷う。ネタばらし書いたところで伝わらない。伝わらないので書きません。ちなみに、私は即興音楽のある要素が永遠に続くような出し物を、鈴木サイドはエレクトロニクスを使った驚愕パフォーマンスでした。あ、書いちゃった。鈴木サイドの模様は、こちらに写真がありますよ。微笑ましいです。うそです。
http://www.l-e-osaki.org/?p=2090



今回のテーマは、「暇」 

Kinoshita's Side の出し物は決まっております。

『en 4 melodias』(world premiere)

composed by Mitsuteru Takeuchi
violin by Kazushige Kinoshita
electronics by Manabu Suzuki



com+positionのメンバー 、竹内光輝氏に作曲を依頼しました。
Suzuki's Side の出し物はまだ聞いておりません。何だろう、楽しみ。

しかし、何を楽しみだと思うかは、大きく分けて二種類のタイプに分けられる。
それは、わからないことを楽しめる人と、わかってることしか楽しめない人だ。
そして、後者が圧倒的に多い。
イグイグは、前者の少数の人に向けられたもの、かもしれない。
需要があるからやってるわけではない。
やらずにはいられない、そんなとこ。
我々は走ることを止めない。とか言ってみたり。



8/24(土曜日)


イグノラムス・イグノラビムス ミュージック
Chapter 12


今月のお題 『暇』

現代ではある意味、『音楽』をすること自体が『暇』の代名詞だったりする。
ということは、わざわざテーマとして『暇』をあげたりする必要はなにもないかもしれない。
でもわれわれにとって、
イグノラムス・イグノラビムスは『音楽』に対する行為であり、
『音楽』は生きている意味や糧であったり、生まれてきた後付の理由だったりする。
だからわれわれは『暇』と、真摯に向き合わなくてはならない。
鈴木學

出演:
木下和重 something
鈴木學  electronics etc.




ーーーーーーーー


8/25(日曜日)


Segments Project 2013

『セグメンツ的時間論』(全7回)

第3回「意識と時間:前編」

ゲスト:池田陽子 violin 、坂本拓也 projector


時間 14:00 〜 17:00
料金 1500円+ドリンク代
場所 大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/

presented by 木下和重






posted by kinok at 00:27| 神奈川 ☀| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月16日

(訂正)7/20 イグノラムス・イグノラビムス ミュージック Chapter 11 今回の紹介文書きました

さてみなさん(浜村淳口調で)、来週土曜には、月例のイグイグがありますよ。

そんで先日、l-eさんのほうから、告知用に何か一言くださいというメールがまいりました。うーん、そうだなー、ヒトコト(ソトコトみたいね)、なんだろなー、と思って最初の年齢のボケを書いてみたら、つらつらと、説明のような愚痴のような(笑)、何だか長い文章になってしまいました。l-eさんのサイトにも載っておりますが、一部で好評らしいので、こちらでも載せておきます。あ、一カ所書き換えました。わかったらツイッターでお知らせください。idはkazushigeです。

で、テーマが尻窄みって、ほんま腹立つわ!何をしろって言うねん!(笑)

ほんで、気づいたかもしれませんが、ワタミの、、、間違えた!私の楽器からヴァイオリンが消え、somethingってことになりました。よろしくどうぞ。ブラック・ジョークではありません!

では!また!

きのっぴー

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『?』

今年で43の私。見た目は若くていつも三十代前半にしか見られない・・・・話が逸れてしまいました。この歳になると今まで色んな種類のライブや企画を経験してきたわけですが、もうね、イグイグほど困難極まりないものはないです。イベント名からして、ほら、「我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。」って、今までの音楽史を一回御破算にしようってとこから始まりますからね。同じく御破算系の私の企画「セグメンツ・プロジェクト」なら、時間とか認識といった自分の問題意識を反映してるんだけど、イグイグはそれも抜きにして考えを組み立てるわけで(とはいっても自分の興味の範囲から少なからずアイデアは出てくるわけだけど)、もうほっんと、毎回毎回何しようかと自分に追い込みかけなきゃいけない。そりゃね、卓球もしますよ!催眠術もかけますよ!あ、それらは前にやったものです。

毎月新ネタを作るのは困難ショップです。

困難出ましたけど〜ってダジャレも出るぐらいなのに、え?次のテーマは「尻窄み」だって????わざわざ尻窄みなことするって何なの?????

出演者も?が連発のイグイグ、来てくださるお客さんもきっと?が出ることでしょう。でも、?ってイケナイコトカイ?

?が出るということは、自分の知識や経験を参照しても理解できないってこと。簡単に言えば、知らない、わからない。でも、その既知の枠組みから逸脱したものこそが、クリエイティビティなのであって、?はその原点なのです。イグイグは、その?を剥き出しのまま提示します。パッケージングしてラッピングしてお届けしたりしません。みなさんは鑑賞するではなく、体験するでもなく、いうなれば、発火です。さあ、イグイグで私達と一緒に燃えてみませんか?


木下和重



7/20(土曜日)

イグノラムス・イグノラビムス ミュージック
Chapter 11


Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。


今月のお題 『尻窄み』


開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/

出演:
木下和重 something
鈴木學  electronics etc.
posted by kinok at 16:40| 神奈川 ☁| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月13日

[告知]2013.05.18 イグノラムス・イグノラビムス ミュージック chapter 9

さて、今回で九回目になる、イグイグ。
今さら感タップリではありますが、イグイグ基本的な説明を、斉藤Jamユウスケよろしくインタビュー形式でお送りします。お客さん増やしたいんですよ!という魂の叫びをお聞きください。


Q. 『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』とは?

A. 『『『音楽』ってなんだろう?』と考えていても、答えなんか出やしないだろう。』
と思っていたら、昔読んだ本の中にあった『イグノラムス・イグノラビムス』
なんて言葉を思い出して、企画の名前にした。
行動を起こしても答えが出るわけではないが、
『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』は『『音楽』ってなんだろう?』
という問いに対する私の行為である。[鈴木學]


Q. ということは、音楽とは何か?っていう問いの答えを演奏する場がイグイグなんですね。

A. そうですね。でも、一般に音楽と言われる形態でアプローチを試みる場合(私ならヴァイオリンを、鈴木さんならエレクトロニクスを演奏)もあれば、そうでない場合もあります。例えば、黒髭危機一髪をやったり、卓球をやったり、手品をしたり、催眠術をしたり。。とまぁ、一見音楽とは関係なさそうなものの中から、音楽を考えるというプレゼンテーションも過去にはありました。[木下和重]


Q. え……(絶句)。卓球ですか??音楽とは何の関係があるんですか??

A. 音楽とは何かっていう音楽の根源を問い直す作業を、既存の音楽フォーマットではないものを用いてアプローチをする方法の一つです。楽しいですよ、卓球(笑)[木下和重]


Q. ていうか、卓球やりますよ〜つってお客さんなんか来ないっしょ??

A. あたたたたた!痛いとこ突きますね。イグイグは、出し物の内容自体が重要な要素になってるので、事前にお知らせする事はできないんですよね。ネタバレ禁止!(中野浩一リスペクト)[木下和重]


Q. お前はケンシロウか!と、一応つっこませて頂きます。では、イグイグの告知は難しいですね。

A. そう!だから、何かしら事前にお客さんの理解のリードとなるようなものが必要なんじゃないかと思って、今回からテーマを設けることにしたんです。毎回異なるテーマに基づいて、イグイグるんです。それで、お!どんなことするんだろう?!って興味を持ってくれたら幸いです。[木下和重]


Q. で、今回のテーマは?

A. 今月のテーマは『強』。
好きな漢字じゃないな!
強けりゃいいってもんじゃない。[鈴木學]


Q. なんで『強』なんですか?

A. あ、特に意味は無いです。前回来てくれたお客さんに辞書をペラっとめくって指差してもらった単語です。

大掛かりなアニバーサリー的なイベントもいいでしょうが、こういった小さな試みの積み重ねが大切であって、この体験が音楽だけでなく、人生を楽しむ手掛かりにもなればと思っているんです。[木下和重]



5/18(土曜日)

イグノラムス・イグノラビムス ミュージック
Chapter 9


Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。


今月のお題 『強』


開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/

出演:
木下和重 something
鈴木學  electronics etc.
ラベル:実験音楽
posted by kinok at 08:19| 神奈川 🌁| Comment(0) | イグノラムス・イグノラビムス ミュージック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする