今さら感タップリではありますが、イグイグ基本的な説明を、斉藤Jamユウスケよろしくインタビュー形式でお送りします。お客さん増やしたいんですよ!という魂の叫びをお聞きください。
Q. 『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』とは?
A. 『『『音楽』ってなんだろう?』と考えていても、答えなんか出やしないだろう。』
と思っていたら、昔読んだ本の中にあった『イグノラムス・イグノラビムス』
なんて言葉を思い出して、企画の名前にした。
行動を起こしても答えが出るわけではないが、
『イグノラムス・イグノラビムス ミュージック』は『『音楽』ってなんだろう?』
という問いに対する私の行為である。[鈴木學]
Q. ということは、音楽とは何か?っていう問いの答えを演奏する場がイグイグなんですね。
A. そうですね。でも、一般に音楽と言われる形態でアプローチを試みる場合(私ならヴァイオリンを、鈴木さんならエレクトロニクスを演奏)もあれば、そうでない場合もあります。例えば、黒髭危機一髪をやったり、卓球をやったり、手品をしたり、催眠術をしたり。。とまぁ、一見音楽とは関係なさそうなものの中から、音楽を考えるというプレゼンテーションも過去にはありました。[木下和重]
Q. え……(絶句)。卓球ですか??音楽とは何の関係があるんですか??
A. 音楽とは何かっていう音楽の根源を問い直す作業を、既存の音楽フォーマットではないものを用いてアプローチをする方法の一つです。楽しいですよ、卓球(笑)[木下和重]
Q. ていうか、卓球やりますよ〜つってお客さんなんか来ないっしょ??
A. あたたたたた!痛いとこ突きますね。イグイグは、出し物の内容自体が重要な要素になってるので、事前にお知らせする事はできないんですよね。ネタバレ禁止!(中野浩一リスペクト)[木下和重]
Q. お前はケンシロウか!と、一応つっこませて頂きます。では、イグイグの告知は難しいですね。
A. そう!だから、何かしら事前にお客さんの理解のリードとなるようなものが必要なんじゃないかと思って、今回からテーマを設けることにしたんです。毎回異なるテーマに基づいて、イグイグるんです。それで、お!どんなことするんだろう?!って興味を持ってくれたら幸いです。[木下和重]
Q. で、今回のテーマは?
A. 今月のテーマは『強』。
好きな漢字じゃないな!
強けりゃいいってもんじゃない。[鈴木學]
Q. なんで『強』なんですか?
A. あ、特に意味は無いです。前回来てくれたお客さんに辞書をペラっとめくって指差してもらった単語です。
大掛かりなアニバーサリー的なイベントもいいでしょうが、こういった小さな試みの積み重ねが大切であって、この体験が音楽だけでなく、人生を楽しむ手掛かりにもなればと思っているんです。[木下和重]
5/18(土曜日)
イグノラムス・イグノラビムス ミュージック
Chapter 9
Ignoramus et Ignorabimus musica
We do not know the music and we will not know it.
我々は音楽について何も知らないし、この先も知りえることはないだろう。
今月のお題 『強』
開場/19:30 開演/20:00
料金/1500円+1ドリンク
会場/大崎l-e http://www.l-e-osaki.org/
出演:
木下和重 something
鈴木學 electronics etc.
ラベル:実験音楽