初っ端からなんですが、電子音のみのセグメンツは初めてで、これ以降もやる予定はありません。
というのも、次回はまた別のセグメンツだからです。
この電子音響によるセグメンツで得られた経験を基に、また違ったセグメンツが生まれます。
次回は何なのか、私にもわかりません。。。
さ、何がなんだかわかんないけど、行かなきゃいけないような気がしてきたでしょ?
遠慮なくお越し下さい!
鈴木さんの六つの装置を使用する作品を書きました。
立体音響的マルチチャンネルな作品です。
どんなんやねん。こんなんです。あ、まずい、また大空テント的展開になってしまう。。
では、よろしくです!
今月は、これ一本勝負!
ますます深みを増して俄然面白くなってきた、セグメンツ・プロジェクトです!
今までやってきた様々な試みでわかったことの一つが、演奏家の行為、身体が密接に聴く者の時間感覚/意識に関与しているということでした。
ブラウン管から放たれる色のみを見続けても、その最中はセグメントの時間の長さを意識することは困難であり、次のセグメントに変わることではじめて、それ以前のセグメントが認識できるという事態が確認されました。また、「構え」の場合でも、「色」と同じことが起きます。
演奏家が動く、楽器が動くなどの継続するものがないと、聴き手が、そのセグメントが演奏されている間にそれをそれとして認識することは困難であるわけです。
ふふふ、ならばもっと困難にしてやろうじゃないか。
こんなん出ました〜
コンナン・ショップ
未来少年コンナン
こんなんかな〜
・・・・・冗談はおいといて、
今回は、電子音響でセグメンツを作り出していきます。
演奏は、ソロアルバムが杉本拓さんのレーベルからリリース予定、
今最注目の自作電子装置操者、鈴木學氏です。
鈴木さんは何が凄いかって、つまらない表現という名の自我を一切排除し、発音を装置にすべて委ねてるんですよね。いや、できないっすよ、ほんと。パフォーマンスをする音楽系美術家さんは、彼を見るべきです。
というわけで、詳細です!
segments project vol.11
電子音響によるセグメンツ
演奏:鈴木學
作曲:木下和重
2010年7月23日(金)
開場 19:30 開演20:00
2,000yen+1drink
at 千駄ヶ谷 loop-line
http://www.loop-line.jp/
http://kinok.seesaa.net/ segmentsproject@gmail.com