2009年05月12日

もうすぐ春のセミナーです

いよいよ今週の金曜に迫って参りました。

Segments vol.4 Spring Seminar 2009

略して、3S

詳しい文章を書いたので、読んで頂けると幸いです。

そして、参加して頂くと、さらに幸い!

まだまだまだまだ参加者募集中です!





 2007年秋の"Segments"CDリリース以来、大阪でのレコ発ライヴ&トーク、セグメンツ・オーケストラ、セグメンツ・プロジェクトと、色んな形で演奏する機会があったんだけど、いつもと言っていいほど来てくれた方々と演奏について/演奏されたセグメンツについて語り合い、貴重な意見や感想をもらった。それは示唆的であり、とても興味深いものだった。そんなみなさんが積極的にセグメンツを楽しもうとしている姿を見ると、私は嬉しくてたまらない。そんなこともあり、一人でも多くの方がセグメンツを楽しんでくれたらと、そんな勝手で、思い込みにも似た動機で今回、春のセミナーを開催しようと思ったわけであります。セグメンツを楽しむには聴くこともそうですが、演奏する方が近道かもしれませんので。

 具体的な流れとしては、まずセグメンツとは?みたいな話をちょこっとします。セグメントと時間の関係とかも含めて。そして、セグメンツの肝ともいうべき"時間間隔"を実際に身体で感じてもらうための、いくつかの楽曲を用意していますので、全員で、または数名で演奏しましょう。楽器は使用しませんので大丈夫。キャッチフレーズ的なもので言えば、"身体を使って時間を計ろう!"でしょうか。"セグメンツ体操"もご用意・・・してませんのでご安心を!

 こんな感じですので、一方的にこちらから皆さんに講義をするようなセミナーではなく、また、参加した方が自主的に何かを創作するといったワークショップ的なものでもありません。そう、「箱の中身は何でしょね?!」に近いかな。穴の空いた箱の両サイドから手を突っ込んで、中身を当てるやつ。で、中身はセグメンツだった、みたいな。そう、それで行きましょう!



2009年5月15日 (金曜日)


  Segments project vol.4

  [Spring Seminar 2009]

  場所:千駄ヶ谷loop-line

  料金:1,000円+1drink

  開場 19:30 開演 20:00


  企画: 木下和重

  参加者:大いに募集中!!!


  お問い合わせ、予約:

  segmentsproject@gmail.com

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2009年05月11日

CDレーベルはじめます レーベル名は"tenseless music"

ようやっと、皆さんに発表することができる運びとなりました。

このたび、CDをリリースいたしまーす!

喜びのあまり、タラちゃんになってしまいました。




去年、フランス在住の村山政二朗さんが日本へ里帰りしてた時に、

神戸で江崎さんと三人で録音しました。

このブログでもレコーディング・ライヴだと告知したのでご存知の方もおいでかと。

その時の録音、ヨーロッパの某レーベルからという話があったのですが、おじゃんに。




それなら、自分で出そうじゃないか!!

ということで、

個人のCDレーベルを立ち上げました。

レーベル名は、

tenseless music

です。




私が関わっているものだけでなく、将来的には、

これはぜひとも聴いて頂きたい!

と思えるアーティストの作品もリリースしていければと。




レーベルのウェブサイトはまだありません。

連絡先は、tenselessmusicのgmail.com です。

「の」には「@」を代入してください。

購入希望の方は、ライヴ会場で直接買っていただくか、上記アドレスまでメールしていた
だければ、購入方法を記載して返信いたします。




ジャケット及びパッケージング・デザインは、神戸のNew Music Action時代からの付き合いで、現在東京で写真家として活躍の、佐々木伸浩氏によるものです。ありがとう!




もうすぐジャケットが印刷工場から届く予定です。

でも、残念ながら15日のセグプロには間に合いません・・・

お目にかかれるのは、20,21の杉本拓さんのキッドアイラックでのイベントになるかと。




では、不安いっぱい夢いっぱいの新レーベル、よろしくお願いします!






[tenseless music 第一弾 CD]



「ready'n」

ready'n ジャケ写.jpg


◇村山政二朗:seijiro murayama 

 a snare drum, a cymbal, sticks, brushes.


◇江崎將史:masafumi ezaki

 trumpet


◇木下和重:kazushige kinoshita

 violin


recorded at Kobe Art Village Center on April 12, 2008
recorded and mastered by Taku Unami
Nobuhiro Sasaki_photography

tenseless music TLM-001

1,500yen



posted by kinok at 00:05| Comment(0) | tenselessmusic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月09日

SPLIT VIOLIN 動画アップ

ようやく動画のアップが完了しました。

いやぁ〜、仕事が遅い!反省!

2009.03.31 Segments Project vol.3 SPLIT VIOLIN より抜粋

これは、一曲目ですね。

トータル15分の曲です。

一人49個のセグメントがあるのですが、

私の時間構造と千葉君のは異なるため、結果的に97個のセグメントが出来上がります。

セグメントの時間間隔はランダムです。

セグメント内のイベントは、私はD#/C1/C2/B/G#、千葉君はA/D/A#/F/Bの五つの音が用いられ、沈黙を挟んで順に配置されてます。音はランダムに選ばれており、音が重なった時の効果は考えてません。

では抜粋ですが、お楽しみください。

Title:「97segments for split violin」
Player: 左/千葉広樹 右/木下和重










vol.3では、この曲を含めて三作品を演奏しました。

二曲目はより細かい時間間隔のセグメントで作られた作品。

三曲目は全体で30分、各15分の二部構成。規則性を導入した作品です。

10秒毎に楽譜に記された2~6秒の持続音を演奏しますが、前半後半で規則が変わります。

音は前半で一音、後半で一音。故に15分過ぎからガラッと様相が変わります。

こちらもアップできればいいのですが、編集作業をしなくてはならなくて、いつの日か…

千葉君ありがとう!動画もありがとうです!再演、録音しようね!

そう、録音し忘れたのですよ・・・・





次回のSegments Project vol.4は、皆さんとセグメンツの楽曲を演奏します!

みなさんのご参加お待ちしております!!まだまだ募集中です!!


2009年5月15日 (金曜日)


Segments project vol.4

[Spring Seminar 2009]

場所:千駄ヶ谷loop-line

料金:1,000円+1drink

開場 19:30 開演 20:00


企画: 木下和重

参加者募集中!


お問い合わせ、予約:

segmentsproject@gmail.com

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東京ディズニーランドに行ってきた

憧れのチップとツーショット!

感激で、顔がにやけてますね、私あせあせ(飛び散る汗)



チップと俺.jpg
posted by kinok at 11:17| Comment(0) | diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

5月のライヴ 杉本拓作曲シリーズXX

さて、今月は、15日の「セグメンツ春のセミナー」と、

もう一つ、以下のライヴにも出演します!

杉本さんの説明に、「思いついたことをやってみるという意味で、実験」と書かれていますが、思いつきを実現すると言うのは、どういうものになるか、何が生まれるのかわかんないわけで、そりゃあ杉本さんの経験からある程度この辺りかな、みたいな探りはあるかもしれませんが、でも、それはやってみなくちゃわかんないことだし、聴いてみないことには何とも言い様がないわけで、だから、思いつき=無責任だと捉えた人がいたとしても、それはとても大切な無責任なわけで、実験なのです。

ぜひとも、目撃ドキュンでお願いします。お待ちしております。





杉本拓作曲シリーズXX

5月21(木)22日(金)

19:00open /19:30start

予約2000円 

当日2200円

(1ドリンク付き)

於/キッド・アイラック・アート・ホール http://www.kidairack.co.jp

出演:

秋山徹次(21、22)

大蔵雅彦 21、22)

大蔵雅恵(22)

木下和重(21、22)

黒澤勇人(21、22)

公文南公(22)

杉本拓(21、22)

塩田玲子(21、22)

徳永将豪(22)

しばてつ(22)

米本篤(21、22)




作曲:杉本拓

曲の譜面は、全休符、Cの全音符、Dの全音符、全休符、Dの全音符、Cの全音符、全休符の7小節(すべてフェルマータ付き)。それか、CからD、およびDとCがグリッサンドでつながれたヴァージョン。演奏者はそのどちらかを演奏。オクターブは自由。

この7小節を長い時間を使って演奏します。どういうことかというと、人によっては、極端な場合、最後の10秒でこれを演奏してもいいし真ん中あたりでやってもよい。全音符も全休符も長さは任意で、各奏者に委ねられています。ロング・トーンが出せる楽器(循環呼吸による管楽器、弦楽器等)であれば、一つの全音A C に数分(あるいは数十分)かけることも出来ます。

作曲と言うよりは、思いついたことをやってみるという意味で、実験。

二通りのやり方を考えていて、ひとつは約70分かけて7小節を演奏するもの。もうひとつはショート・ヴァージョンで、様々な時間単位、2分から10分くらいのユニット内で7小節を演奏して、それを重ねるというもの。

22日は70分ヴァージョンをやります。21日はショート・ヴァージョンでやる可能性があります。(杉本拓)
posted by kinok at 23:28| Comment(0) | live information | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする